ブルースセッションにはじめて参加する時に知っておきたい事②ソロ(アドリブ)について

ブルースセッションはじめて参加2-1 ブルースセッションにはじめて参加する時に知っておきたい事
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こんにちは、ITKJです。

ブルースセッションにはじめて参加する時に知っておくと良い事をまとめてみました。

このページではBB.Kingの「ロックミーベイベー」の演奏を参考にブルースセッションにおけるソロについて初歩的なアプローチを紹介しています。

具体的な内容はマイナーペンタトニックの使い方です。

とはいえアドリブについては可能性もアプローチもとてもブログの1つの記事で書ききれるものではありません。

そこでここではわかりやすい1つの考え方としてシンプルなフレーズを組み合わせる「コール&レスポンス」でアドリブをとる事を紹介します。

コール&レスポンスとは歌やフレーズのアクション(コール)に対して合いの手(レスポンス)を入れて反応するという意味です。

この記事もかなりギターに寄ったものになっていますが、ギター以外の方にもソロ(アドリブ)のやり方という面では音源のサンプルを使って説明していますのできっと参考になると思います。

ブルースの演奏やブルースセッションに関心を持ってるけど良くわからないという方にとってはきっと参考になる使える考え方だと思います。

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ブルースのアドリブ(ソロ)について

アドリブは「キーのマイナーペンタトニックスケール」でとる

ブルースセッションマイナーペンタトニックスケール

ブルースでソロをとる時の基本となる使用スケールはマイナーペンタトニックスケールです。

例えば、KEY=Aの曲であれば「Aマイナーペンタトニックスケール」を使ってソロを弾く事ができます。

実際には使える音、スケールは他にもありますが、最初から全部使おうとしないで音を限定して考えてみるとブルースの世界に入りやすいと思います。

またマイナーペンタトニックの音だけで色々と弾いてみてからスケールに無い音を鳴らしてみると、その音の響きの特徴をよく感じ取れるようにもなります。

ですので最初はひとまずソロは曲のキーのマイナーペンタトニックスケールで行うと覚えておくと良いと思います。

BB.KingのロックミーベイベーはキーがCのブルースなので「Cマイナーペンタトニックスケール」でソロをとる事が出来ます。

マイナーペンタトニックスケールのギターの指板上の位置をダイアグラムで確認すると次のようになります。

Cマイナーペンタトニックスケール

でもいきなりこんなダイアグラムを見てもやる気が失せてしまうと思いますので、次から考え方を整理しながら進めていこうと思います。

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KEY=Cの時のソロのとり方

1弦を使ってソロをとる指板上の位置を確認する

まず最初にソロをとる時はコードを確認する時とは異なり1弦を使ってキーの音の位置を確認するとわかりやすくなると思います。

1弦の音の配置は次のようになっています。

1弦の音の配置

そして今演奏したい曲のキーはCなので、1弦上のCの位置を確認しここを軸にして演奏するポジションを確認します。

1弦Cの位置

1弦Cの位置を確認したら、これを軸にCマイナーペンタトニックスケールの位置を次の図のポジションで使うようにします。

これは色々な所で説明されている、よく目にするポジションだと思います。

1弦Cの位置

次の項目から緑色で囲ってある箇所のみを使ってソロの組み立て方を説明します。

マイナーペンタトニックスケールでの演奏は、繰り返し繰り返し演奏して「慣れる」事でこの緑色の枠が少しずつ大きくなってきます。

最初から全部やろうとはせずに、急がば回れの精神で把握できる範囲をじわじわと広げていくとマイナーペンタトニックの理解が早まると思います。

ソロの考え方

ソロの考え方といっても基本も正解もありません。

そこでブルースにまだ不慣れな方に対しては僕はブルースの入り口として「コール&レスポンス」という考え方をするとわかりやすい指針になるんじゃないかなと思います。

コール&レスポンスと言うと、「歌に対して合いの手」というイメージの方が一般的かと思います。

ブルースでも歌に対して楽器で応答するような演奏がとても沢山あります。

これをギターソロでもやってみるという考え方です。

たとえばロックミーベイベーの演奏の中でBB.Kingが弾いているこんなシンプルなフレーズをコール(呼びかけ)として弾いてみます。

Cブルース コール

このコールのフレーズに対して、次のようなレスポンス(応答)を弾いてみます。

Cブルース コール&レスポンス

この12小節のソロにスライドやチョーキングでフレーズを彩ってみます。

Cブルース コール&レスポンス アーティキュレーション

BB.Kingの演奏と比べると本当に薄っぺらくて恥ずかしいのですが、ブルースのソロの考え方としてはわかりやすいのではないかなと思います。

こういうシンプルなものを弾いてみると「自分ならこう弾く」というものが出てくると思います。

この記事で書きたかった事はこのシンプルなフレーズから自分の弾きたいものや方向を見つけるというアプローチです。

シンプルなコールに当たるフレーズの次に続くレスポンスのフレーズには個性が出てきます。

そのフレーズはペンタトニックスケールの音の中から選んでもいいですし教則本やペンタトニックを解説しているyoutube動画から貰ってきてもいいですし大好きなブルースマンの演奏からフレーズを頂いてきても大丈夫です。

何を選ぶかも個性だと思います。

バッキングトラックだけのサンプルを用意しましたので是非思った事を弾いてみてください。

ペンタトニックの理解を深めてくれる方法について

この記事で紹介するアイデアは前の項目までで全てなのですが、ここでは僕が個人的に思うペンタトニックの理解を深くしてくれる事を書いてみます。

それは「まったく同じフレーズを違うキーで弾く」という事です。

ピアノや管楽器では同じフレーズを違うキーで弾く事は運指等フィジカル面が変わってくるので重要な事だと思うのですが、ギターは平行移動するだけなのであまり重要視されないと思います。

ですが僕はギターでもまったく同じフレーズを違うキーで弾く事を強く勧めたいです。

ペンタトニックの運指の理解も曖昧な部分が物凄く強化されます、また手に入れたアイデアが実際のブルースセッションで自分の中の引き出しの取り出しやすい所に置かれるようになります

また初心者の方であればキーのペンタトニックスケールの指板の確認の仕方の復習にもなると思いましたので、AとEのキーで先ほど行った指板上の位置確認の工程から載せてみようと思います。

そして最後にGとB♭のキーでオケのサンプルをアップしていますのでソロのとり方を確認してみてください。

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KEY=Aの時のソロのとり方

1弦を使ってキーの音の指板上の位置を確認する

1弦Aの位置

ソロをとるポジションを確認する

1弦A軸のマイナーペンタトニックの位置

コールのフレーズを弾いてみる

Aブルース コール

レスポンスのフレーズを足してみる

Aブルース コール&レスポンス

チョーキングやスライドを使ってフレーズを歌わせる

Aブルース コール&レスポンス アーティキュレーション

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KEY=Eの時のソロのとり方

1弦を使ってキーの音の指板上の位置を確認する

1弦Eの位置

ソロをとるポジションを確認する

1弦E軸のマイナーペンタトニックの位置

コールのフレーズを弾いてみる

 

レスポンスのフレーズを足してみる

Eブルース コール&レスポンス

チョーキングやスライドを使ってフレーズを歌わせる

Eブルース コール&レスポンス アーティキュレーション

KEY=E 練習用サンプル
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KEY=G.B♭の練習用サンプル

ここまで記事の内容を実際に取り組んで頂けていたら、きっと他のキーでもシンプルなソロはとれるようになっているのではないかと思います。

試しにGとB♭のキーでも今までと同じようにソロをとってみてください。

きっとペンタトニックの運指への理解は深まると思います。

またダイアグラムの活用もとても有効ですのでこちらもご活用頂けたらと思います。

ちなみにここではわかりやすい記事になるようにゆっくりのテンポの曲を題材にしましたが、ここで紹介したフレーズはアップテンポの曲でももちろん有効です。

例えば同じフレーズでもこんな感じにもなります。

ちょっと音が詰め込まれ過ぎている感じがしますが、あくまで例として同じフレーズをこのテンポに詰めてみました。

このテンポだと音を少し減らしてもっと大きいフレーズにする方が自然になると思います。

フレーズの可能性はいくらでもあります、1音足したり引いたり引き始めるタイミングを変えたりするだけでもアドリブの展開はまったく違うものになると思います。

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まとめ

上手く伝わるといいなと思いながら書き方や題材になるものを探したり色々と考えてこの記事を作りました。

今すでにご自身のソロの弾き方を持っている方は当然ここで紹介したアプローチをする必要はありません。

でもマイナーペンタトニックってどう使ったらいいかわからないという方にとってはきっと選択肢の1つとして有効になるんじゃないかなと思います。

ブルースを聴いていると様々なフレーズで溢れていますのでその中から「あ、いいな」と思うものを一部分だけでいいのでご自身の耳で拾ってコピーしてみてそれをこの記事のような使い方で是非弾いてみてください。

色々な実験を重ねているとすぐにご自身のスタイルが見つかると思います、僕もこれからも自分の演奏を探してみます。

これからもアドリブのとり方に関する記事を少しずつ書いていこうと思います。

・1弦上のキーの音の位置を確認してそこからペンタトニックのポジションを見つける
・2~4音のコールのフレーズを弾き、そのフレーズに反応するレスポンスのフレーズを弾く
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