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こんにちは。
この記事ではブルースセッションで使える8ビートのリズムのギターのバッキングについて、アイジャストウォントアリトルビットやメッシンウィズザキッドの様なブルースで使えるバッキングをテーマにして書いています。
譜例とサンプルを使って説明していますのでご関心があればどうか気楽に読み進めて頂けたらと思います。
ブルースの8ビートのギターバッキング
コードバッキング
コードでバッキングする時は以下の二つのパターンが汎用性が高いと思います。
ここではアイジャストウォントアリトルビットの演奏をお手本にしましたので、KEYはB♭で紹介します。
キーから使うコードを見出す方法がわからない方はこちらのページで説明していますので是非一度読んでみてください。
①コードバッキング
②コードバッキング
タブ譜には書いていませんがコードを鳴らしていない時のブラッシング(音が出ないように左手が弦に触れている状態でピッキングする事)も、パーカッション的な役割を果たすことが出来るのでこういうリズムでは大切な要素になると思います。
ブラッシングによるミュート音も気を抜かずに8ビートのリズムに合わせて鳴らせると良いと思います。
サンプルのリズムパターンはアイジャストウォントアリトルビットに寄ったものになっていますが、メッシンウィズザキッドのようなリズムパターンでもここで紹介しているギターバッキングは有効です。
8ビートの違う種類のリズムにギターは同じパターンを使っているサンプル
この記事で紹介しているギターバッキングはこれ以降に紹介するものも含めて全てどちらのリズムパターンでも有効です、ここから先も違いがわかるように両方のリズムに乗せたサンプルを時々上げてみます。
単音バッキング
単音によるバッキングはベースラインとオクターブで同じものを弾いたり、ベースラインとは違う種類のラインを弾いたり色々なものがあります。
紹介しているものは汎用性は高いと思いますが、それよりも「こんな感じ」というニュアンスを掴んでもらって自由にその時その時でラインを作ってもらえたらと思います。
③ベースラインバッキング
④ベースラインバッキング
⑤ベースラインバッキング
また、ベースラインとオクターブで同じフレーズでバッキングをする事もとても多いです。
セッションが始まってからベースの方の演奏しているラインがわかりやすい場合はそれに乗っかるのはとてもいい選択肢だと思います。
コードと単音を組み合わせたバッキング
ここまでで紹介したコードと単音のバッキングを組み合わせたバッキングもとてもよく使われます。
⑥コード+ベースラインバッキング
単音パターンで違うものを組み合わせたバッキング
単音バッキングのパターンを5小節目から違うものに変えるのも面白いと思います。
たとえばジュニアウェルズのメッシンウィズザキッドのこちらの音源ではドラムもベースも一緒になって仕掛けていたりしてとてもかっこいいバッキングが聴けます。
⑦異なるベースライン組み合わせバッキング
まとめ
ここで紹介しましたバッキングは、8ビートの代表的なパターンというわけではありません。
実際のセッションでもこれに近いバッキングを演奏されていると思いますが、それでも微妙にみなさん違う演奏をその場で組み立てて演奏されている印象を持っています。
とはいえ、ここで紹介しているパターンは汎用性はとても高いと思いますのでセッションで8ビートのブルースに遭遇した時はこの記事のパターンをそのまま演奏してもまず大丈夫だと思います。
そして演奏中に音を増やしたり減らしたりしてみたり、慣れてきたらベースの方のラインと同調したり対比したりできたりするとよりセッションを楽しめるようになると思います。
是非参考にしてみてください。
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