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こんにちは。
ここではブルースセッションのアップテンポの曲で使える管楽器のバッキングフレーズを紹介します。
アップテンポのリズムのバッキングは2つの記事にわけて紹介してみます、これは1つ目のシンプルなフレーズを紹介する記事になります。
より面白いフレーズは「ブルースセッションで使える管楽器のバッキングフレーズの紹介⑨アップテンポ-2」記事で紹介していますのでよければそちらもご覧頂けたらと思います。
ブルースセッションで使える管楽器のバッキングフレーズ アップテンポ-1
僕はギターでサックスやトランペット等は吹けないので奏法の事はわからないのですが、ブルースセッション不慣れな管楽器の方へ実際に使われているフレーズを知る事でバッキングをとるハードルが実例を知る事で下がったらいいなぁと思って自分なりにまとめてみました。
実際にサックスやトランペットが参加しているブルースの音源を参考にしてフレーズをピックアップしてみました、参考にした音源と併せて譜面とサンプル音源を使って紹介しています。
譜面は音源のコピー譜ではなく僕が用意した音サンプルのフレーズの譜面です。
また紹介している譜面は著作権に触れないように音源のコピーにはならないように心掛けています、ブルースセッションや他の演奏で気軽に使えるように僕なりに簡略化と汎用化をしたものになっていますので音源とまったく同じフレーズにはなっていません。
ただしここで紹介しているフレーズをヒントにすれば音源で実際に使われているフレーズもきっと簡単に耳コピーで音を拾えると思いますので音源のフレーズが欲しい方は参考にしてみてください。
また管楽器は譜面に表せないニュアンスなどが沢山ありますので是非音源に耳を澄まして感じ取って頂けたらと思います。
また管楽器の記事なので譜面もB♭管用E♭管用のものもソフトで簡単に移調できるので用意するべきかとも思ったのですが記事の見やすさと使い勝手の観点からすべて実音のコンサートキーで表記させてもらいました。
また全てのフレーズで音源のオリジナルキーと(実音の)B♭キーの譜面とサンプルも用意しましたのでフレーズの比較や対比などを行ってみてください、きっと理解の面でお役にたてると思います。
フレーズの紹介
アップテンポのバッキング①
最初に紹介するのはルート音をリズミックに演奏するだけのアップテンポならではのとてもシンプルなフレーズです。
ギタースリムのような空っとしたポジティブな雰囲気を管楽器のポップな面で更に華やかに彩っているバッキングだと思います。
また演奏が始まってからどんなバッキングにしようか見定まってなくても十分な間があるので、そういう意味からも汎用性はとても高いのではないかなと思います。
この曲はオリジナルがB♭なので移調したサンプルはありません。
アップテンポのバッキング②
このフレーズも最初に紹介したギタースリムのフレーズに近くリズムのアプローチが印象的なものです。
リトルミルトンの音源ではコード毎に和音を変化させる事で違いを出しているようですが、つくったサンプルでは9小節目だけ音を変化させてみました。
1つ目よりももっと積極的にバッキングしたい時に役に立つと思います。
曲が始まった時は1つ目のバッキング、演奏が盛り上がってきたら2つ目のバッキングというような組み合わせ方もよく使われるような気がします。
次のものがB♭へ移調した譜面とサンプルです。
アップテンポのバッキング③
このフレーズはアップテンポの曲調をさらに推し進めようとするような演奏をより性急なものにしているとても効果の高いフレーズだと思います。
また音使いもとてもブルースフィーリングに溢れていてBBキングの歌ともとても合っていてカッコいいです。
作った譜面とサンプルには書けていないのですが、曲が盛り上がってくるにつれて上に3度の音を載せてホーンセクションは途中から和音化していたり違うパターンのバッキングをしてからまた戻ったりとアレンジの仕掛けが盛りだくさんで心を奪われているとあっという間に3分の曲が終わってしまいます。
是非音源の演奏をチェックしてみてください。
次のものがB♭へ移調した譜面とサンプルです。
アップテンポのバッキング④
最も有名な曲の1つである「エブリデイ アイ ハブ ザ ブルース」で使われているバッキングを参考にしたものを紹介します。
ブルースセッションでも実際に本当に沢山の方が歌われていて僕も歌っています。
僕がこれを歌っている時にこのフレーズが飛び出して来たら確実に感動します、僕だけじゃなく演奏に参加している人も客席で聴いている人もきっと「お!」となるんじゃないかなと思います。
この曲はブルースセッションに参加している人はほとんどの方が知っているんじゃないかなと思うくらいとても有名な音源です。
ブルースセッションに通っていると「エブリデイ アイ ハブ ザ ブルース」にはきっとすぐ遭遇するとおもいます。
紹介しているフレーズは汎用的になるように簡略化していますが音源で聴く事ができるフレーズを細かく拾っておくとブルースセッションではかなり高い確率でお役に立つと思います。
この曲はオリジナルがB♭なので移調したサンプルはありません。
まとめ
この記事ではブルースセッション等で管楽器がアップテンポのブルースの時に使えるシンプルなバッキングフレーズを紹介しました。
アップテンポのより面白いフレーズは「ブルースセッションで使える管楽器のバッキングフレーズの紹介⑨アップテンポ-2」記事で紹介していますのでよければそちらもご覧頂けたらと思います。
最後にこの記事で紹介したフレーズを、テンポを合わせて全てB♭キーにしたサンプルを並べてみますのでフレーズの比較等に使って頂けたらと思います。
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