ブルースセッションで演奏を至近距離で見るとギターが上手くなります

ギター雑記
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こんにちは

ここではギターが上手くなりたい人へ向けて、僕が行ってきたブルースセッションの過ごし方を書いています。

ブルースセッションに参加してる人の目的は本当に様々です。

楽器は演奏せずにただ飲みにきてる人(特に外国人の方で多いです)・昔バンドでブルースをやっていて楽しそうだと思って参加してる人・普通に興味持ったから来てみた人などなど目的も人それぞれです。

そんな中、僕はガッチガチにギターの上達だけを目的として参加していました。

この記事ではぼくのセッション体験談の中でもギターが上手くなる点に絞って書いています。

性格難ありで人見知りが激しすぎる僕がギターとブルースセッションに情熱を燃やしまくった過去は、同じようにギターに熱中している人にとっては参考になる方がいらっしゃると思います。

よかったら最後まで読んでみてください。

 

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「ギター以外に用事はない」という気持ちで通ってたブルースセッション

僕はブルースセッションに通い時はじめた頃、セッションは勿論まったく不慣れで参加する時は心臓が口から飛び出すんじゃないかと思うくらいにドキドキしていました。

というか今でも通い慣れてないお店のセッションは口からなんか出そうなくらい緊張します、ライブする時よりも緊張します。

が、ブルースについてはマニアの方には遠く及びませんがとはいえ同世代の中ではそこそこ知っていたと思います。

セッションに通い始める前にもバンド活動があったり、ハーモニカのプレイヤーと2人でとても小規模ですがブルースの演奏活動を4〜5年くらい続けていた事もあって自分でもブルースが好きだと自覚もしていました。

妙なプライドもあり、また極度の人見知り&ナーバスな性格もあってブルースセッションに通いはじめた時は本当に人と話をしませんでした。

相当ストイックな気持ちで参加していたので、当時は出来る限り開店と同時にお店に入り一番前の壁際の席を確保する事に必死でした。

その理由は他の参加者の皆さんの演奏(手元)を間近で見たかったからです。

そして皆さんの演奏(ピッキング・フィンガリング・コードのボイシングなど)を目を皿の様にして凝視していました。

更に通いはじめた頃は原チャリでお店まで行っていたのでお酒も飲まずコーヒーだけで参加していたので心のシャッターを自分でも外す事が出来ずにいました。

時間が経つにつれて沢山の方と仲良くして頂けるようになりましたが、きっと当時の僕は常連さんからしたら「面倒くさい奴」と思われていたと思います。

あまり人と話さずにただただ演奏を凝視するといういわゆる「暗い」参加の仕方をしていましたのできっと

彼は楽しいのかな?

と思われていたと思います。

上手な方の凄い演奏も不慣れな方の演奏も、どんな演奏であっても演奏中の手元を間近で(場合によっては真横から)見れるという事は気付きの連続で本当に本当に楽しかったです。

「こんなボイシングがあったのか!」

「ありきたりなフレーズも縦にフィンガリングしないで1本の弦で横に弾くとこんな効果があるのか」

「今の音なんで飛び出して聴こえたんだろう」

「あの人、今視線で何か仕掛けたな」

「そのピックの角度でそんな演奏ができるのか!」

などなど、驚きと発見の連続でした。

ブルースセッションの楽しみ方は本当に人それぞれで良いものです。

そんな中で僕と同じようにストイックに技術の向上を求めて参加しようと思ってる方がいらっしゃったら、僕はブルースセッションではステージ直前の最前列の壁際の席に着く事をお勧めします。

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ブルースセッションで最前列の壁際の席に着く事の勧め

時間と労力とお金を使って参加するブルースセッションです。

ギターが上手くなりたいと思っている方であればせっかく参加するブルースセッションの実りが最大化する「最前列の壁際」の席に着く事をお勧めしたいと思います。

とんでもなく凄い演奏を至近距離で見たりすると

一体あの人は何を弾いているんだ!?

という驚き体験が出来たりします。

そうすると教則本の解説や色々な方のyoutubeの動画解説などがもっと「なるほど!」という価値のあるものになります。

最前列で演奏を見る時、ピッキングやコードのボイシングなどを至近距離で見れるメリットは想像しやすいと思います。

しかし、ステージを最前列で見る事で得られるものは視覚面の事ばかりではありません。

アンプのキャビネットやドラムの生音・ステージモニターから出る音圧などを耳と体で聴く事ができるのがとても大きなメリットです。

音を体で聴く

ブルースセッションに通い始めた頃、僕が大好きな友人であるギタリストの1人がある時期ソロを人差し指一本で弾いていた事がありました。

彼はソロを弾く時、下の絵のように人差し指で上から引っ張るようにピッキングしていました。

この奏法ではオルタネイトピッキングのような音数は鳴らせません。

クラシックやフラメンコの奏法の様に他の指も使えば音数は増やせますが彼はそういうアプローチはせずに1音1音大切に「パチンパチン」と引っ張ってソロを弾いていました。

そしてその音は本当に少しだけ「遅れて」鳴っていました。

これがまじでカッコよかった、僕の心にとても響きました

実際にやってみてください、この様に弾くと弦はピックで鳴らした音よりも遥かに大きく振動します

僕は彼からエレキギターがとてもアナログな楽器である事をその音を体験する事で学びました。

彼は今もこの奏法でギターを弾いているわけではないと思いますが活動の中で気付き、試していた奏法の1つだったのだろうと思います。

僕もこの頃はサムピックを付けて弾いてみたり色々と試行錯誤をしていました。

そして音色についてもアンプ直結のサウンドで、ピッキングの強さ次第で弱い音(ピアノ)から強い音(フォルテ)までものすごいダイナミクスのあるソロを弾いていました。

ブルースセッションではセッティングの時間をあまりかけると演奏時間がそれだけ減ってしまうのでエフェクターを使用する方は少ないです、とはいえ使ってる方は勿論います。

エフェクターはとても弾きやすい音にしてくれて鳴らしたいイメージにより近づけてくれたり超低周波をぶつけて音を加工したりできるとても素晴らしいアイテムですが、どんな高価なエフェクターであってもその構造から「フィルター」であり音を加工・圧縮してから増幅するものです。

ギターとアンプまでのシールドの本数が1本から2本になればどんな高度な技術を用いようと音信号は「劣化」します。 ※エフェクターを否定しているわけでは全くありません

演奏内容も音色も正解は無く人それぞれが研究して追求し自分で見つけるものですが、僕にとって今まで最も響いたのは後にも先にも彼のギターとアンプで直結されたダイナミクスの強弱がはっきりとわかる素っ裸の音でした。

もし彼がその演奏をエフェクターを介して鳴らしていたら僕が感動したような音にはなっていなかっただろうと思っています。 ※想像です

オーディオで自分にとって心地の良いリスニング環境で聴くブルースと安全地帯から離れて音楽を体で受け止められるライブハウスで聴くブルース、得られる学びの量の差はケタ違いのものがあります。

凄い演奏をする人はパフォーマンスを最大化している

凄い演奏をする方をもしセッションで運よく見つける事が出来たら、その方はただギターが上手いだけではない事がほとんどです。

凄い演奏をする方は、ステージから遠い所から見ているだけでは絶対に気付く事が出来ない経験から学ばれた沢山の技と知恵を持っています。

そこにある技はギターの弾き方で終わる話ではありません。

演奏する上で重要なアンプのセッティングの様子・演奏中のボリュームやトーンのコントロール・ステージの中での立ち位置などなど、かっこいい演奏をされる方は沢山の成功体験から学んだであろう様々な知恵を持っていて更に工夫をして演奏しています。

様々な知恵や工夫は全て「自分の本領を発揮できる環境を作る為」にあります。

それは格闘家が「自分の間合い」で勝負する為にできる事の全てを懸けるのと近いものがあると思います。

セッションでは名前を呼ばれると皆さん思い思いにセッティングをされますが、しかし限られた短いセッティング時間は自分の間合いで戦う準備を整える為の真剣勝負です

僕は凄い演奏をする方のステージ上での「間合いの作り方」であるセッティングを一挙手一投足を見逃すまいと躍起になっていました。

セッティングの大切さは想像できると思います、音楽への取り組み度が高ければ高いほどこれを読んで頂いている方と同じように最高のパフォーマンスをしたいと思うからです。

良い音を出す方の音作りをステージからもっとも近い所で観察していると秘訣の核心には触れられなくてもヒントとなりえるものは沢山得る事ができます。

そこからアイデアのストックを増やしたり自分の中にはなかったアプローチを知ったりする事も出来ます。

そして演奏が始まったらバッキングであればバンキングが最も映える音色、アドリブであればアドリブがもっとも映える音色になるように注力している事に気付けます。

具体的には演奏中のギターのボリュームコントロールとトーンコントロールの操作です。

ギターによってボリュームやトーンのカーブは「癖」がありこれを思いのままに制御するのは本当に難しいです。

しかし大きすぎず小さすぎ最適な音量とトーンを求めて演奏中は刻印されたメモリの「1」の違いにも気を使い、自分にとって最高の環境を作る事をし続けます。

その演奏の姿は「どう弾こうか」という次元ではなくただただ自分の中のイメージ(音)を掴まえようと奮闘している姿だったりします。

その立ち居振る舞いをしっかりと脳裏に焼き付けられたりすると一気にギターは上達します。

なりたいイメージを具体的に目にする事ができると普段の練習内容も方向が定まって一気に加速します。

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まとめ ブルースセッションは過ごし方次第でどんな形にもなる

ぼくはブルースセッションに沢山通って確実にギターが上手くなりました。

今でもギターの練習は大好きで日々弾いていますが、ブルースセッションに通って得た気付きがなかったらギターの見方は全然違っていたと思います。

僕はブルースだけを弾くわけではなくテクニカルな演奏も好きなのですが、とはいえ僕の演奏スキルでは今のテクニックにはついていけないのでもしかしたら嫌になってギターを止めていたかもしれません。

実際に物凄い沢山の方の凄い演奏をブルースセッションで体験したから今でもとても前向きにギターの演奏を楽しめていると思います。

何を目指すかも人それぞれですし正解も人それぞれです。

ブルースセッションに参加してみても「何も無かったなぁ」と感じられる方も沢山いらっしゃると思いますが、僕にとってはブルースセッションは宝の山でした。

いきなりブルースセッションに参加するのは足が重いかもしれませんが、今年になってからもブルース良く知らないけど来てみたという方と沢山出会ってます。

とても敷居も低く開かれた場所なので是非ブルースセッションに一度参加してみてください。

このブログでは他にもブルースセッションについての記事を書いていますのでよかったらこちらも参考にして頂けたらと思います。

ブルースセッションにはじめて参加する時に知っておきたい事

ブルースセッションに興味がある方への記事です
今ブルースについて何も知らないという方へここまで知っておけば十分な所まで書いています

ブルースセッション定番曲紹介

ブルースセッションでよく歌われる定番曲について紹介しています
お約束がある曲・12小節進行から少し外れる曲・有名なストーミーマンデー等も紹介しています

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