初心者の方へ 購入は「最安値」「新品」のギターをお勧めます②新品について

はじめてのギター購入2 ギター雑記
スポンサーリンク

こんにちは。

ここではギターの演奏経験が無くこれからギターを始めたいなという方へ、初めてのギター選びについて僕の体験から思う事を書いてみようと思います。

前回の記事で最初の一本目のギター選びで迷ったら最安値のギターを買って良し悪しの物差しを手に入れる事とギター購入後にも多少お金がかかるので初期費用を抑える事をお勧めしました。

この記事では新品と中古で迷われた方へ新品のギターを購入する事を勧める記事を書いています。

楽器選びに正解は無いので欲しいものが明確にあって迷いがない場合は欲しいものを手にするのがベストだと思います。

とはいえ楽器は高額なのでどうしても慎重になりすぎて何を買ったらいいかわからず、ギターの購入に関して検索でこの記事に辿り着いた方は相当悩まれているんだろうと思います。

もしお悩みであれば1本目のギター選びが後悔のないものになる為に僕の個人的な偏見を記事にしてみます。

このブログでは「はじめてのギター選び」について書いた記事があったのですが、見た目やピックアップ(マイク)等についても書いていてギターを良く知らない方にとっては購入の判断基準として明確ではなくあまり役に立たない記事になっていたと思います。

しかし思ったよりもアクセスがありましたので(とはいえ微々たるアクセスですが)来て頂いた方へ少しでも役に立つものにしたいと思い、数回の記事に分けてより役に立つ記事になるように考え方を振り切った記事にして大幅に書き直して僕が思う事をより明確にしてみました。

ギター選びの判断基準で困っている方の参考に少しでもなったらいいなと思います。

スポンサーリンク

初めてのギター購入の判断材料は「価格」と「新品」にする事の勧め

ここから中古ではなく「新品」のギターを勧める理由について書いてみます。

新品を選ぶ理由は良質なギターの見極めがはじめての購入では難しい事購入後の調整の為です。

「価格」については前の記事で書いています。

もしお時間があれば前の記事の「初心者の方へ購入は「最安値」「新品」のギターをお勧めます①最安値について」もご覧頂けたらと思います。

このテーマの記事はネットに沢山あり、どれもなるほどと思えるものばかりです。

このテーマは人によってまったく意見が変わると思います、この記事は正解というわけではなくあくまで僕個人の考えとして参考の1つにして頂けたらと思います。

「中古」について

新品を勧める理由は中古楽器購入のリスクについて知る事で理解してもらえると思います。

リスクとは主に「パーツの状態が不明である事」と「アフターサービス」の2点です。

パーツの消耗度合いがわからない

中古のギターにはもちろん魅力があり、価格とは見合わない高いスペックの楽器を手に入れる事ができます。

しかし中古のギターは外観からはわからない部分の当たり外れが大きい事から最初の一本に中古を選ぶのは僕はあまりお勧めできないです。

一番わかりやすい不安がギターのネックの中に入っているトラスロッドです。

トラスロッド

トラスロッドは回す事でネックの反りを調性する事ができるギターにとってはとても重要なパーツです。

しかしトラスロッドは基本的には目で見れない上に実際に回してみないとわからないものだったりします。

トラスロッドが回りきった状態でもまだネックが反っている場合はもう手の施しようがありません。

中古販売でも楽器専門店で良心的なお店であれば

実はこのギターはトラスロッドが回りきっているのでこの値段なんです

等の案内を受けられる事がありますがリサイクルショップ等では購入前に知る事は難しいと思います。

もちろんその状態でもギターは弾けますがネックが弦のテンションに負けて反っている(順反り)と弦とネックが離れてしまって弾きにくくなったり、また弦のテンションに負けずに反っている(逆ぞり)と減がネックの指板のフレットと不必要に当たってビビり音が発生してしまったりします。

ビビり音は体験してみないとその不快さは想像できないかと思うのですが、ビビり音は演奏に支障をきたすレベルで物凄く不快です。

トラスロッド以外でも演奏回数からくるフレットの減り具合や本体の傷からネジ山のつぶれ等々購入前には気付く事ができない事が沢山ある為中古楽器はリスクのある買い物になってきます。

 

中古品には価格とは見合わない良質なギターが実際には沢山あります。

しかしその見極めはギターの経験のない人にはちょっと難しいと思いますのではじめてのギター選びは新品のものを僕はお勧めします。

 

アフターサービスについて

中古楽器の購入は「自己責任」というのが大前提になります。

良心的なお店であったり大手量販店であれば中古楽器にも保障は付いてきますのでヤフオクほどの無保証の買い物という事はありませんが、しかしギターの事をよくわからない状態ではやはり購入時に少しでも安心が欲しい所です。

親しい友人にギターにとても詳しい人がいる場合はその人に相談する事ができるのでそういう意味では中古楽器の購入も選択肢に入ると思いますが、どれだけギターに詳しい方であっても「お手上げ」という事はあり得る事だと思います。

またどんなに良くない状態でも大抵の場合はプロのリペア職人の方に相談できますが、その費用はとても高額の場合が多いと思います。

高額の買い物ですので初期不良の際に相談できる所があったり保証書が付いている方がはじめてのギター購入には良いと思います。

 

購入後の調整について

ここから先は購入後に必要なギターの調整について書いています。

これを読んで頂ければこの記事で僕が新品のギターをお勧めする理由についてより深く理解していただけるのではないかと思います。

調整はどれもギター初心者の方でも丁寧に行えば全て問題なく行えるものですのでまったく心配する必要はありません。

 

まず第一に知っておいて頂きたい事はギターは入直後は基本的に調整された最高の状態ではありません、これは意外と知られてない事かもしれません。

僕は以前ギターを弾いている友人がいて、チューニングが合わないと相談されて見てみるとブリッジが思いっきり浮いていたという事がありました。※ブリッジのバネの調整はこの記事で後述しています

そしてじゃあ直すねと伝えると

でもこのギターは○○(大手楽器店)で買ったまま何も弄ってないよ

と言われた事がありました。

その後もお店の名前を数回言っていたのでその友人は「大手量販店で購入したギターなので調整はばっちりのはず」という思い込みがあったようです。

しかし店頭に置かれているギターはいつ購入されるかわからない為基本的にはある程度の調整状態で店頭に置かれている事がほとんどだと思います。

弦なども張られた状態(もちろん緩めていますが)で店頭に置かれていてわりと古くなっている事が多いと思います。

またブリッジもレスポールタイプやテレキャスタータイプの様に固定されたものではなく、ストラトキャスタータイプやフロイトローズブリッジのギターなどはテンションを支えるバネがものすごく緩んでいる事も多いです。 ※楽器屋さんの店頭保管方法としては至極当然です

 

ですのでギターが手元に来たら弦の交換を始め、基本的には最初に自分で調整する必要があります。

そこでここでははじめてギターを手にされたばかりの方でも知っておくべきギターの調整項目を案内してみようと思います、全部簡単です。

この記事では自分で色々と画像などを交えて説明資料を作ってみようと思ったのですがサウンドハウスのyoutube説明動画がとても素晴らしいので使わせて頂こうと思います。

※サウンドハウスさんから動画貼り付けの承諾を頂いております

弦の交換

弦は購入後すぐに張り替える必要はありません。

しかし弦にサビが目に見えて発生していたり、弾いていてすこしざらつきを感じるような状態であれば交換する必要があります。

次のサウンドハウスの動画がとてもわかりやすいです。

HOW TO 「ギター弦の張り替え」

ブリッジのバネの調整

アーミングができるタイプのブリッジの場合、ブリッジの強さを決めるバネを調整する必要があります。※レスポールタイプのようなブリッジ固定のギターはこの調整はありません

基本的には購入直後はブリッジを引っ張るバネは緩んでいてるのでチューニングして弦が引っ張られている状態になった時、弦のテンションにつられてブリッジが次のような浮いている状態になっている事が多いと思います。

浮いたブリッジ

特に店舗で購入した場合は納品状態を維持して店舗で保管する為に、楽器店ではブリッジのバネは緩めてるのが通常です。

調整して納品してくれるお店もありますが基本的にはしてもらえない(というか店舗で買った場合はそのままケースに入れて持ち帰る)のでブリッジのバネの調整はギター購入直後はチェック必須の項目です。

チューニングがなかなか決まらない場合もブリッジのネジが緩い事が原因になっている事がとても多いと思います。

これを解消する為にギターのボディ裏にあるカバーを外して中にあるバネを締めてバネのテンションをきつくします。

ちなみにドライバーでひらがなの「の」の字を書く方向に回すとネジは締まり逆方向だとネジは緩みます。

バネ締め

ブリッジのプレートがギターのボディと水平になる所までネジを締めていけば完了です。

ブリッジネジ締め完了

 

ネックの反りの確認

弦を張ってチューニングを済ませたらネックの反りを確認します。

ネックの反りは購入直後であれば大きく反っている事は少なく基本的には調整は不要だと思いますが確認しておくに越したことはないと思います。

次のサウンドハウスの動画がとてもわかりやすく親切な解説です、動画のタッピング法で反りを確認する事が出来ます。

弦とフレットの隙間が0.5mmくらいが理想だそうです、身近なものだとシャーペンの0.5mm芯が使えると思います。

それ以上に大きく隙間があったら順反り、弦とフレットがくっついていたら逆ぞり状態です。

HOW TO 「ギターのネック調整 基礎編」

弦を緩めて(ヘッドにトラスロッドが見えてないものは弦を外してネックとボディを離して)動画を参考に反りを直してみてください。

トラスロッドは非常にデリケートなパーツですので慎重に回すようにしてください、確実に反っていると確認できなければ購入後の調整は不要です。

トラスロッドの限界を超えて回してしまうと指板に影響を与えてしまい最悪の場合はネックに止めを刺してしまう事にもなりかねないものなので注意してください。

回し過ぎでトラスロッドを折ってしまうという話もあるそうです、僕は折った経験がないのでどこまで回したら危険という事はわからずお伝えする事が出来ないのですが安全な使い方の目安としては解説動画で触れられている通り45°までとするのが良いと思います。

45°ってほとんど回してない感じですが十分効果は出てきます。

また新品のギターが購入直後に大きく反っている事もあまり考えられないです。

もし45°回しても反りが改善されなかったら順反りなら一度手を止めて弦を緩めた状態で一晩寝かせ、逆ぞりなら弦を張ってチューニングした状態で一晩寝かせて翌日再度反りを確認する事をお勧めします

弦の高さ調整

ネックの反りを確認したら弦の高さ(弦高)を調整します。

ブリッジのバネの調整、もしくわネックの反りの調整を行っていたら弦高の調整は必須になります。

こちらもサウンドハウスのyoutube解説がとてもよくわかります。

動画では12フレットのフレット頂点と弦の距離が6弦では2mmで1弦では1.5mmと説明されていてここは諸説ある(また楽器やメーカーによっても変わる)そうですが僕はこの弦高を参考にしていてまったく問題を感じませんので、演奏スタイル等にこだわりが生まれるまではこの通りに調性して良いと思います。

HOW TO 「ギターの弦高調整」

弾きやすさ、ひいてはギター上達に直結する部分ですのでここは是非確認してください。

弦高が高すぎるととても弾きにくく楽しいはずのギター演奏が辛いものになってしまうと思います。

オクターブ調整

最後にオクターブ調整を行います。

チューナーでは開放弦(ブリッジからナットまで何も押さえていない状態)のチューニングを行いますが、オクターブ調整が狂っていると開放弦以外の弦を押さえた音は正しいピッチで鳴ってくれなくなってしまいます。

厳密に言うとギターは開放弦以外は常にピッチが揺れてしまう楽器なのですが、オクターブ調整を行う事でピッチのズレを最小限に抑える事ができます。

これはたとえ開放弦のチューニングがばっちり合っていてもオクターブ調整が出来ていないとただでさえズレやすいギターのチューニングが更に大きくズレてしまうので可能な限り避けたい事です。

 

オクターブ調整とはブリッジ上の弦と触れている駒を前後させて開放弦の長さを変える事です。

オクターブ調整

オクターブ調整の仕方もサウンドハウスのyoutube解説がとてもわかりやすいです。

解説では開放弦12フレットハーモニクス音をチューニングしてから同じ弦の実音の合わせる方法を説明されています。

ハーモニクス音の出し方がわからない場合は12フレットを押さえた音と同じ弦の開放弦の音を合わせる事でもオクターブチューニングは可能です。

HOW TO 「ギターのオクターブチューニング」

12フレット実音でオクターブチューニングする場合は以下の手順で行ってみてください。

①開放弦でチューニングする
②12フレットを押さえた音をチューナで確認
③音が高かった場合駒をブリッジ側へ下げ、音が低かった場合はヘッド側へ駒を上げる
※12F音が高い=12Fからブリッジまでの距離が短い為弦の長さをすこし長くするという事です

以上で購入後のギターの調整は完了です。

 

スポンサーリンク

まとめ -調整アイテムに関して-

この記事でははじめてのギター購入には中古ではなく新品のギターを勧める理由についてご紹介しました。

はじめてのギター購入で調整に関してまで記事にするのはどうなのかなとも思ったのですが、中古楽器の購入リスクを伝えるには調整の事に触れるのが一番わかりやすいと思ったのでご紹介してみました。

もちろんギターに関しての理解が進んでリスクも理解できるようになったら中古楽器はお宝探しの面があるのでとても楽しくなります、僕も中古楽器を購入した事はもちろんあります。

 

この記事のメンテナンス部分は別記事にして項目にすぐにアクセスできるようにしておこうと思いますので是非使って頂けたらと思います。

 

参考までにここで紹介したギターの調整は以下の道具を使用しました。

メンテナンス項目使用工具 ※( )は日用品・市販品流用可
弦の張り替え(ニッパー) ストリングスワインダー 交換弦
ブリッジのバネの調整(ドライバー)
ネックの反り(トラスロッド調整)(ドライバー) (六角レンチ) (ボックスレンチ)
弦高調整定規 (角レンチ) (ドライバー)
オクターブ調整(ドライバー) チューナー

ドライバー・ニッパー等の日用品として家庭にあるものはそのまま流用できます、また六角レンチなども100円均一などで揃える事ができます。

そしてネックの反り行うトラスロッド調整は楽器の種類によって使うアイテムが違うのですが、ギブソン系のギターで採用されているトラスロッド調整の為のボックスレンチは基本的には付属していると思います。

そうすると残るのはストリングスワインダー、交換用の弦、定規、チューナーになると思います。

交換用の弦とチューナーは前回記事でも紹介してあるものをここでも紹介します。

定規とストリングスワインダーは必須アイテムではないのですが、あるととても便利で個人的にお勧めできますので紹介しておきます。

ストリングスワインダーはヘッドのペグを回すだけのものなので手でも問題なく弦の交換はできますが、あるととても捗ります。

定規は6弦と1弦の推奨弦高も記入されていてとても便利です、そしてしっかりと高さを決める事ができます。

ちなみに定規は100円均一のものはJISマークがついていないものは正しく測れない事があるそうです。

ギターの調整での使い方はミリ単位なのでそこまで気にする事も無いのですが、ミリ単位だからこそきっちりという世界でもあると思います。

是非参考にしてみてください。

ギター用ペグワインダー ピンプラー機能搭載 バンジョー/マンドリン対応

コメント