ブルースでソロを弾く時のコードを意識したアプローチについて

ブルーストピック2 ブルース関連雑記
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こんにちは。

ここではブルースのアドリブを弾く上でのマイナーペンタ以外の選択肢について書いています。

とはいえコードトーンとかまで行くと面倒かと思いますので、もう少し気軽にできる方法を紹介してみます。

マイナーペンタトニック以外のアプローチについて関心のある方は是非参考にして頂けたらと思います。

ここでは僕が勝手に考えて実践しているキーのメジャーペンタとマイナーペンタの切り替えによるアプローチを紹介します。

コード理論的な事は考えなくて大丈夫な、とっても便利なアプローチです。

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メジャーペンタトニックとマイナーペンタトニックの切り替えによるアプローチ

これはマイナーペンタトニックを基盤にしてコードトーンを少し意識したアプローチになります。

ここでご紹介するものは、「Ⅰ・Ⅴの時はキーのメジャーペンタ、Ⅳの時はキーのマイナーペンタ」を普段のマイナーペンタトニックのソロの中に少し混ぜてみるというものです。

次のようなイメージです。

こんなアプローチをすると結果的にコードに対して寄り添うスケールでソロを弾く事になり、どことなく「品がいい」感じのフレーズになったりします。

このアプローチをするとライブ・アット・ザ・リーガルのエブリデイ・アイ・ハブ・ザ・ブルースのイントロで聞かれるギターのような雰囲気を得られます。

当然、これだけでBB.KINGのフィーリングが得られるわけではありませんがアプローチには近づけると思います。

ここではこのアプローチがコードに寄り添う事になる理由がわかるように、KEY=Aとしてダイアグラムを使ってそれぞれのコードとペンタの関係を確認してみようと思います。

Ⅰのコードとキーのメジャーペンタの関係

KEY=Aの時のⅠのコードであるA7のコードトーンとテンションを見てみます。

細かいコード理論的な話はここでは気にしなくて大丈夫です、テンションの音についてはブルースのバッキングで使われている音(=外れて無い音)という認識だけで大丈夫です。

ダイアグラムの印の位置は3度体積に拘らずにギターで把握しやすい位置に置き換えています。※以下のダイアグラムも全てギターで把握しやすい位置に印をしていきます

ここにAのメジャーペンタトニックの音を合わせてみます、下のダイアグラムの青い□がメジャーペンタトニックスケールの音です。
A7+Aメジャーペンタ
こんな感じにダイアグラムを使うと、ブルースのⅠのコードとキーのメジャーペンタトニックの親和性について視覚的に確認ができると思います。

Ⅳのコードとキーのマイナーペンタの関係

KEY=Aの時のⅣのコードであるD7のコードトーンとテンションを見てみます。

D7のコードトーンダイアグラム表記

ここにAのマイナーペンタトニックの音を合わせてみます、下のダイアグラムの青い□がマイナーペンタトニックスケールの音です。

D7+Aマイナーペンタトニック

Ⅳコード上でのキーのマイナーペンタトニックの親和性が視覚的にも確認できるかと思います。

マイナーペンタの2弦8フレットのGの音がコードトーンと重なっていませんが、キーのマイナーペンタトニックはそもそもブルース12小節の全ての場所で使えるスケールなのでもちろん鳴らして大丈夫です。

Ⅴのコードとキーのメジャーペンタの関係

KEY=Aの時のⅤのコードであるE7のコードトーンとテンションを見てみます。

E7のコードトーンダイアグラム

ここにAのメジャーペンタトニックの音を合わせてみます、下のダイアグラムの青い□がメジャーペンタトニックスケールの音です。

E7+Aメジャーペンタ

メジャーペンタの4弦7フレット(=1弦5フレット)のAの音がコードトーンと重なっていません、コード的なアプローチをしっかり行いたい場合は踏まない(=鳴らさない)方が調性感が出ます。

ですがブルースに少しコード感を足したいといった使い方であれば鳴らして大丈夫です、そもそもこの音は曲の主役の音ですので普段ソロをとる時の軸になっているかと思います。

少しだけコード理論的な面から考えるとⅤのコードはドミナントコードで曲の主役であるⅠへ向かう性質を持っている為、そこで主音(ここではAの音)を鳴らさない事はその役割をしっかりと果たすことになり調性的な面からも理に適う事にはなります。

このアプローチはきっちり弾き分けなくてはならないという性質のものでは無く、あくまで普段のマイナーペンタトニックのソロの中に少し混ぜてみるというものです。

ですので当然Aの音は鳴らして大丈夫です。

 

ここまでで「Ⅰ・Ⅴの時はキーのメジャーペンタ、Ⅳの時はキーのマイナーペンタ」が、それぞれブルースで使われるコードと親和性が高い事が確認できたと思います。

BB.KINGの演奏や、管楽器の方達のフレージングに少し近づける事が出来ると思います。

是非試していただけたらと思います。

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まとめ

ここでご紹介したものは、あまり一般的には言われないものだと思います。

僕が勝手に考えて実行しているアイデアです。

ですがコードトーンによるアプローチまでは面倒だけどちょっとしたアイデアがあったらいいなという方にはとても有効じゃないかなと思います。

もちろん曲にもよりますが、僕はかなりの頻度で実践していてとても役に立っています。

このアイデアがお役に立てたら嬉しく思います。

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