ギターの練習は頭と身体を区別した方が良い話 ゆっくりメトロノーム練習をお勧めします

ギター練習 頭と身体を区別ギター雑記
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こんにちは。

この記事はギターが早く上手くなりたかったら遠回りして大好きな曲をメトロノームを使って徹底的にゆっくり弾く事から始める事を強く勧める記事です。

レッスンを受けている方なら課題として出されている演奏をとてもゆっくり弾く事をお勧めします。

教則本にマイナスワンのカラオケ音源が付いている場合でもそのオケよりもずっと遅いテンポでメトロノームを鳴らしてしっかりと練習すると結果的に速く弾けるようになります。

オケ音源のテンポは練習のスタートになるテンポではなくゴールになるテンポにするという事です。

遠まわりですが、今ギターの上達で悩んでいるのであればきっと最速でギターが上達します。

ギターを始めたばかりの方、すっごい難しいフレーズに取り組んでいる方、ジャズでバップのテーマ(難曲)に取り組んでいる方などなどギターで壁にぶつかってしまい困っている方であれば皆さんにお勧め出来ます。

記事の内容の実演動画を作ってみました。

題材はスティーヴィーレイボーンのScuttle Buttin'ですがどんな演奏でもゆっくりメトロノーム練習はとても有効です。

【ブログ記事動画】ゆっくりメトロノームを使ったギターの練習方法の実演

動画に関心を持ってもらえたら、是非記事も読んで頂けたらと思います。

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ギター練習は遠回りしてメトロノームでゆっくり弾く事を勧めます

練習する時最初にする事は頭の中の整頓

ギターを弾く事と音楽を創造する事はまったく別という意識に立つと練習がはかどります。

「弾く内容をしっかり把握する事」と「弾けるようになる事」はしっかりと区別すると良いです。

「弾く内容をしっかり把握する事」は頭行います。

「弾けるようになる事」は身体行います。

当たり前の事ですが、しかし練習するべき内容をこういうふうに明確に区別すると頭がすっきりして練習がはかどります。

ギターを練習しようとする時に最初に「思考の整理」をすると良いです。

ですので

「この曲何度も練習してるんだけど弾けないんだよなぁ。。。」

「コードを押さえる指の形がどうしても覚えられない。。。」

等の漠然とした悩みを抱えている時は次の手順から1つ1つ取り組んで解決の糸口を見つけてみてください。

フィンガリング・ピッキングそれぞれ自分にとって一番スマートな運指を決める

曲を弾けるようになる練習で一番時間がかかるのがここです。

でもここを乗り越えたらあとはスポーツのようにひたすら指を動かす運動の練習になりますので頑張りどころです。

フィンガリングは、まず最初にスコア等を見ながら自分なりの運指をきっちり決めます(コードの押さえ方も同様です)。

フィンガリングはギターを始めたばかりの方はみんな同じ指の使い方をしていると思われるかもしれませんがそんな事はまったくありません

みんな自分にとって一番よいフィンガリングを見つけて演奏しています。

ですので自分にとってのスマートで最も弾きやすいフィンガリングを必ず研究してみてください、これは個性にも繋がります。

「頭」で運指を決めたらその運指を暗記します。

運指を暗記する

「頭」で理解した運指を「身体(指)」に覚えさせるイメージです。

暗記の方法は最初に決めた運指を十分に無理のない速さでひたすら反復するしかありません

まさに「急がば回れ」です。

ゆっくりのテンポで良いのでスコアの内容の通りに弾けるよう指を動かせるようになるまでひたすら反復して指の動きを頭の中に打ち込んでみてください。 ※ここではメトロノームは鳴らさなくて大丈夫です。

ひたすらゆっくり反復・反復・反復して運指を暗記します。

とてもゆっくりとしっかり丁寧に、確実に音が鳴る様に抑えられるようにします。

目指す暗記のレベルは間違いに気が付けるかどうかです。

間違いに気が付く事が出来るようになっていれば次のメトロノームを使った「身体」の練習へ進みます。

メトロノームで練習をはじめてみて間違えたりした時は覚える作業に戻れば良いので、まずは間違いに気付ける所までしっかりと指の形を頭に入れましょう。

重ねて書きますが重要なのは「反復」です。

暗記に取り組むと気付かれると思うのですが、実はギターが最初難しいのは指を動かす事では無く指をどう動かすのかを覚える事だと気付けると思います。

暗記には近道は多分ないのでここは頑張りどころです、でもただひたすら時間をかけてスコアなどを見ながら指を丁寧にゆっくり動かし続けていればいずれ覚えられます。

ピッキングも同様に鳴らす音は全てアップピッキングで弾くかダウンピッキングで弾くかを決めて暗記します。

ちなみに、テンポを上げる事によってフィンガリングもピッキングも変更したくなる箇所が出てくる事があると思います(僕は多いです)。

変更したくなったり変更すべきだと思ったらその都度変えていけば良いのでダウンで弾く箇所アップで弾く箇所はとりあえずで大丈夫です。

しかしとりあえずでもしっかり決めて頭の負担を軽くして反復反復反復でフィンガリング同様に頭の中にしっかりと叩き込むといいです。

大切な事は頭の負担を軽くする事です。

「運指を考えて暗記する事」と「動かせる(弾ける)ようにする事」をしっかりと区別して、頭で行う「運指を考えて暗記する事」は今ここで片づけてしまうイメージです。

ここで片付けなければならない事は、フィンガリングもピッキングも手の動かし方は今決めてしまってメトロノームの練習に入ったら頭の負担は間違いに気づく事に専念できる状態にする事です。

しかし運指が決まって指で暗記する事が出来たら意外とゴールは近いので、なんとか頑張って運指はしっかりと指に叩き込んでみてください。

メトロノームを使って目標のテンポで弾けるようにひたすら弾く

暗記が出来たらあとはひたすら運動です。

これはスポーツと全く同じと思って良いです。

ですが考える事はもうありません、ゆっくり丁寧に目標のBPM(=テンポ)に向けて少しづつ着実に速く弾けるように指や腕をひたすら動かせるようにするだけです。

カラオケ音源が付いている教則本やレッスン教材などもあると思いますが、冒頭でも書いた通りそれはゴールとして使います。

自分にとって無理のないテンポでメトロノームで本当にゆっくりと弾きます。

ひたすら反復・反復・反復で弾き続けます。

はたから見られたらちょっと心配されるくらいに繰り返し繰り返し弾くくらいで丁度良いです。

そして自分にとってゆっくりと設定したそのBPM(=テンポ)で間違えずに安定して弾けるようになったらBPMを少しづつ上げていきます、ここで無理して上げ過ぎないようにします。

そしてしっかりと弾けないテンポに辿り着いたらそこが現在の限界の速さです。

限界のBPMに辿り着いたらしっかりと弾けるBPMに戻って、また反復してしっかりと弾き続けます。

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まとめとちょっとポジティブな話

スポ根的なお話になってしまいましたが、ギターを弾く事とスポーツをする事って実は何もかわらない感じがします。

バスケットボールのシュートも正しいフォームを鏡を使ってしっかり確認し、ジャンプが頂点に達したところでボールを離す事が大切だそうです。

空中でのボディバランスも大切だそうで、このバランスは何度も練習を重ねていくことで上達するそうです。

ギターも同じだと思います。

合理的な運指を確認し、ときに修正し正しいフォームをしっかり確認して、何度も反復していく事でギターは必ず上達します。

そしてある曲が弾けるようになって次の曲や課題に取り組むときに

また同じ事をやるのか。。

と思われるかも知れませんが、その心配はあまりしなくていいです。

「学習転移」というものがあるそうです。

ピアノを学んだことのある人は学んだことのない人に比べその他の楽器も容易に習得できる現象の事を学習転移というそうです、詳しい事はグーグル先生に聞いてみてください。

1つの山(曲・課題)を乗り越えた経験は必ず次の課題でも生きてきて、弾けるようになるまでにかかる時間はどんどん短くなってきます(難易度にもよりますが)。

ギターは実のある練習であれば練習量に比例して上達します。

ですが、やみくもに弾いているとなかなか成果があがらず嫌になってしまう事も多いです。

そんな時は是非この記事を思い出して頂いて是非初心に戻って運指を確認してゆっくり弾いてみてください。

また練習量に関してですが、トップバイオリニストとまあまあの評価のバイオリニストとあまり評価されていないバイオリニストの3人の練習量を調査した所、技術・評価と練習量は比例しなかったという研究もあるそうです。

こういう話を聞くと上達と練習量は比例しないと事になってしまいます。

が、ここでの研究対象のあまり評価されていないバイオリニストの方だってわれわれ一般から見たらとんでもないスキルをお持ちの方です。

つまり別世界のお話なのでもしこういう話を耳にする事があってもあまり参考にしなくて良いと思います。

人はギターが上手く弾けなくて「こんなの絶対弾けない!」と思ってしまうようなネガティブな事が続くと「これからもずっと弾けない」という悲劇的な未来予測を脳内で勝手に生成するそうです。

そんな中で練習量と技術・評価は比例しないなんていう研究結果をタイミング悪く事を耳にしてしまうとギターを諦める事を正当化出来てしまいます。

しかし、音楽に限った話では無いのですが人間は未来予測が基本的にとても下手だそうです。

つまり「これからもずっと弾けない」という考えは基本的に当てにならないものだそうです。

この考えに甘えて諦めると自分の未来予測と闘うストレスから解放されるので楽ちんなのですが、たぶんこの予測は外れてるので地味な作業を繰り返して弾けるように頑張ってる方が絶対に良いです。

そしてこの研究は練習そのものを否定しているわけでは無いそうです、トップのバイオリニストは練習時間はトップでは無いというだけで当然練習をしているわけです。

なのでこの研究結果が教えてくれるのは効率の良い練習か実のある練習をしましょうという事だと思います。

ゆっくりメトロノーム練習は弾けない事をやみくもに弾き続けるのではなく、しっかりと弾ける状態にしてから少しずつ確実に精度を上げる練習です。

もし機能と比べてBPMが5しか上げられなかったとしても、ゆっくりのテンポでもしっかりと丁寧に弾き続ける練習は確実に演奏の精度を上げてくれるものです。

そしてこの記事で紹介している「超ゆっくり」の方法で地味な練習を続けていればBPMによってゴールまであとどれくらいかをしっかりと測れるのでよほど難易度の高い曲でない限り「これからもずっと弾けない」などとあきらめる必要は絶対にありません

弾きたい曲があれば是非挑戦し続けてください。

これは予想でしかないのですが弾けなくて辛いのは「弾けそう」と思えるからこそ抱える悩みじゃないかなと思います、絶対に弾けない事に対しては悩んだりしないからです。

またこの記事で紹介しているものは、BPMという目に見える成果で昨日の自分と比較して上達を実感できる方法でもあります。

今壁にぶつかっていなければこの方法で練習する必要はありませんがこの記事をここまで読んで頂けていたらギターの事で何かしら悩んでいるかと思います。

最後に、僕は練習よりもやらなきゃならない事が沢山あると思ってる人です。

今弾けないものは今練習してもいきなり出来るようにはならないという風に考えています。

だったらメトロノームを使って今もっとも良く弾ける状態(テンポ)を確認してその状態を反復して明日を迎えようと考えています、経験上無駄に速く弾くよりも確実に出来る状態かそのちょろっと上のテンポの練習をひたすら行うのが良いです。

この方法なら昨日よりも技術が下がる事は無いですが、やみくもな練習だと昨日と同じという気持ちになる事が多くなると思います。

そんな時はメトロノームを使って「急がば回れ」の気持ちで是非一度取り組んでみてください。

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