こんにちは。
ここでは僕が昔自分で考えてやっていた100円均一で売られているもので作れるコードストロークやカッティング強化にとても有効なグッズを紹介しています。
イメージはピックが付いたシェイカーです、青いボールはフィンガリングのちょっとした筋トレグッズです。
ピック付きシェイカーはハサミと使い古しのピックが手元にあれば制作費用は200円+税です、青いボールは100円+税で買ってくるだけです。
作り方を動画にしてみました、良かったら見てみてください。
ピックを振る時にシャカシャカさせる為のものです。
ダウンピッキングとアップピッキングのストロークの違いを音で確認できます。
特にトレーニングをしていなければアップピッキングはダウンピッキングの時と音のキレが違っていると思います。
これを少し振ってからギターを弾くと思いの外演奏のキレが違って驚かれるんじゃないかなと思います、ちょっと変なアイデアと思われるかもしれませんが費用対効果は相当高く本当にお勧めです。
作るのに必要なもの
必要アイテムはお弁当などで使うタレの容器、接着剤、砂、使い古しのピック、ハサミの5点です。
作り方
作り方と言っても見たまんまなので説明は無くても作れるかと思いますが手順を紹介してみます。
切り込みを入れる
最初に容器に切り込みを入れます。
カッターでやると手を切りそうになってちょっと危ないと思いますので僕はハサミを使う事をお勧めします。
切り込みを入れた時点で一度ピックを差し込んでみてください、意外とピックは入れづらいと思います。
仮留め用の接着剤をつける
容器とピックを仮留めする為の接着剤を付けます。接着剤が机に垂れたり手に付かないように気を付けてください。
一滴垂らしておくだけで十分だと思います。
この後ピックを入れるのですがこれが入れづらく、ピックをグリグリと容器に差し込まないとならないのでここで接着剤を多く付けてしまうと接着剤が垂れてくる事が気になって捗らなくなってしまうと思います。
ピックを仮留めする
接着剤が乾かないうちに素早くピックを差し込みます。
両手で容器とピックをしっかり持ってピックをグリグリと入れていきます。
砂を準備する
仮留めの接着剤が乾く間に砂を入れる準備をします。
写真みたいに紙を使うと入れやすいと思います。
砂を水で軽く洗っておくとアイテムが汚れずキレイに使えると思います、動画を見て頂けたらと思います。
砂を入れる
砂を入れます。
丁寧に入れてもどうしても小さいものが飛び散ってしまうと思いますのでこぼれても大丈夫な場所で入れてください。
砂を入れ終わったら蓋をします。
隙間を接着剤で埋める
砂を入れ終わったら仮留めしておいたピックの隙間部分を接着剤で埋めていきます。
ここでも接着剤が垂れたり手に付かないように気を付けてください。
完成
接着剤が乾いたら完成です。
使い方
手首のスナップの強化
最初は写真のような動きを「ゆっくり大きく」やってみると良いと思います。
ダウンのスナップは「シャッ」っと歯切れのいい音がすると思いますが、アップの時は容器の中を砂が動いている音がわかると思います。
そこでアップピッキングの時はこの砂を天井に叩く事を目指して音が均一になる様に回してみると、きっと色々と発見があると思います。
スナップの動きだけであっても肘や腕の働きが必要な事に気が付いたり、ダウンで弾き終わってからアップのモーションに行くまでの助走に当たる「タメ」等も大切である事に気が付くと思います。
腕の振りの強化
これも写真のように最初は「ゆっくり大きく」動かすと良いと思います。
こちらもダウンと同じようなキレのある音になる事を目指してやってみるといいと思います。
最初は大きく動かして、アップのモーション終わりが写真のように天井がしっかりと下方向になるくらい大げさに動かすようにするといいと思います。
アップの時は腕の振りによって起こる「ブォッ」という風圧の音が耳に届くくらいに勢いがあるといいと思います。
風圧音はピックを持たない状態のただの素振りでも耳に届きますので、この記事を読んでいる方は試しに是非やってみてください。
フィンガリングの筋トレ
基本的に指先でにぎにぎするだけです。
なのですが、やさしくにぎにぎするだけでも意外と疲れます。
TVやyoutubeを見ながらにぎにぎしたり、寝っ転がりながらにぎにぎするだけでもきっと効果があると思います。
まとめ
ぼくは昔このアイテムを作ってからはどこに行くにも持って行ってました。
バイトの休憩時間とかにシャカシャカ振っていたり駅からスタジオまでこれを振りながら向かったりしていました。
いい演奏がしたかったので僕の姿を見て可笑しな視線を浴びても笑いたければ笑えの精神で、構わずシャカシャカさせながら歩いてました。
スマホ歩きの様な危険性はありませんので、ちょっと変なアイデアなのですが本当にお勧めしたいです。
ギターは指板のフィンガリングに意識が行きがちで、とくにコードストロークのピッキングにはあまり関心を持たれる事は少ないと思います。
でもフィンガリングはあくまで鳴らす音を指定するだけのものです。(ここではハンマリングとプリングの事は除きます)
ピッキングはその指定された音をどんな音(強さ)で弾くかを決めるものですので、指定された音に心を宿すとても大事な部分だと思います。
ギターの演奏を運転で例えるとフィンガリングがハンドル、ピッキングがアクセルみたいなイメージでしょうか。
是非参考にして頂けたらと思います。
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